耳コピのコツ1 時短の方法 DTMer向け

今回はDTMer向け耳コピのコツについて書いてみます。
皆さんそれぞれ耳コピしたいと思う楽曲にもいろいろあるでしょうから、今回はボーカル物の楽曲を耳コピすることとします。邦楽でも洋楽でもどちらでもOKです。

まず初めにーーー
まずはメロディーを耳コピして打ち込みます。これはほぼ誰でもできますよね。楽曲の中で1番ボリュームも大きいですし、まずはワンコーラス耳コピしてみましょう。

A-B-Cと言う構成の曲だったとして、初めにAメロを耳コピします。ついでBメロ、Cメロと言うふうに耳コピします。実は順番はどうでもいいですけど、各パートごとに確実に仕上げていくようにします。

さて問題は、次にどうするかです。
いろんな音が耳に飛び込んでくると思います。生バンドの曲ならピアノ、ギター、ベース、ドラム、ストリングス、シンセなどなど、、、。

これは私のオススメのコツですが、次はベースを耳コピします。

曲によっては楽曲が3分の2位まで進行してきたときに、アレンジャーの創意工夫によってとてもトリッキーな音使いをしていることが良くあります。そんな時、耳が良い方であればあるほど、いろんな音が聞こえてきてしまい迷ってしまいます。

と言うことで耳コピ初心者の方は次にベースを耳コピすることにすれば、「和音の中で1番低い音を探っていけば良い」と言うルールができるので、迷うことなく最後まで作業を完遂できると言うわけです。まぁ例外もありますが大体はこれでいけます。

さて先ほど耳コピしたボーカルトラックに、例えばクラリネットの音色などを割り当て、ベーストラックと一緒に流して聞いてみてください。既に結構いい感じではないですか?ここまでは皆さん行けてますよね。

さて次です。
次はドラムを耳コピします。バスドラムとスネア、次いでハイハットと言う順番で打ち込んでいきます。一口にドラムと言っても楽曲のノリを作るためにいろんな音が入っていると思いますが、まずは上の3つのパート、バスドラムとスネア、ハイハットを耳コピしましょう。

今度はまずサビのCメロをコピーしてみましょう(順番はどうでも良い)。
注意点としては、ここがポイントなのですが、おかずのフレーズ(4小節ごとにくるアレです)は頑張ってそれっぽくコピーするようにします。それっぽくというのがポイントです。(ドラマーが実力アップの為に等の用途で完コピしたければ敢えて止めませんが)続いてAメロBメロをコピーします。これも今言ったようにFill inなどのおかずフレーズをそれっぽくコピーするようにしてください。


できましたか?ここまでできたら、
その3トラックを合わせて聞いてみましょう。

すると、、、

どうですか?????

かなり完成に近い状況になっているのではないでしょうか。

あとは、これに合わせてギターやピアノを打ち込んでいけばOKです。
あれ?そこはそんな簡単に流しちゃうのーー???
と思ったアナタ、鋭いです。

実はこの先は、ピアノやギターをたしなんでいる人と私みたいなシンガーソングライターからDTMerになった人とでは道のりに差があるからです。コードを知っているか知っていないかの違いですね。

ですので、この先はまた別の機会に譲るとして。
今書いてきた方法が私の楽曲の耳コピ時短の方法です。最初はこれで、マイケルジャクソンやプリンス、クインシー等を耳コピしてました。古いですねー。んで今はEDMやHipHop、ジャズ等を同じ様に耳コピしているわけです。

今回はメロとベースとドラムだけですが、ここまででも楽曲として半分以上は成立しているボリュームなので(もとよりHipHopなど、ここまでで終了なんて曲もあるし)充分使えると思います。皆さんも耳コピをする機会があったらこの方法を試してみて下さい。また、他にこんないい方法があるよなど教えて下さる方がいたらメッセージください。

フォローもよろしくお願いします。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた。

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