耳コピのコツ2 準備

メロディー、ベース、ドラムを耳コピしたら
いよいよギターやピアノなどの和音楽器の耳コピです。

和音楽器は同時にいろんな音が鳴るので、その中で上から2番目の音だけを耳コピで拾っていく、なんて言う芸当は難しいです。
これはやはりコードを覚えておくに越した事はないと言うことになります。
もううんざりですよね〜。

しかし、省力化はできます。

下記のやり方です。

(1)C調への移調
(2)コード分析
(3)原調へ
移調し戻す


以下にそれぞれ解説していきます。

(1)[C調]への移調
耳コピをしている途中の曲は、もちろん様々な調で書かれているとおもいますが、そのメロディとベーストラックを一緒に、お使いのDAWソフトで一旦メジャー調の曲であれば「Cメジャー調」へ、また、マイナー調の曲であれば「Cマイナー調」へ移調してしまいます。楽曲の主和音がCメジャーかCマイナーになるように、つまり(ド・ミ・ソ)か(ド・ミb・ソ)になるように移調します。主和音は楽曲の始まりか終わりの和音である事が多いです。

例)Fメジャー調からCメジャーに移調…半音で-5下げる
  Aマイナー調からCマイナーに移調…半音で+3上げる

(2)コード分析
その上で、先に耳コピしたベースの音を手がかりに楽曲のコード進行を分析し、当てはめます。


(3)原調へ移調し戻す
それができたら元の調に移調して戻します。


と言う方法です。

「コード進行の流れ」には多かれ少なかれ規則性があるので、Cメジャー調とCマイナー調の規則に関連するコード使いだけを先に覚えることにすれば、覚える労力は12分の1ですみます。しかもCメジャー調の場合白鍵がメインなので分析も楽ですね。

マイナー調の場合、Cマイナー調ではなくAマイナー調にしてしまえば、白鍵がメインになり、さらに省力化出来る理屈ですが、それだとゆくゆくオシャレなコード進行が出来にくいので、マイナー調は頑張ってCマイナーで覚えてしまいます。

ではまた。

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