耳コピのコツ3 Cメジャー調のコード+α

1.最初に覚えておくべきコードは14個

Cメジャーの長調でよく使う最初に覚えておくべきコードは14個。6つのダイアトニックコードと8つのドミナント系コードを併せたものです。

ダイアトニックコード:ピアノの白鍵を積み重ねたコードのことです。具体的には以下の7つありますがBm(b5)はパスして6つ覚えて下さい。

C Dm Em F G Am Bm(b5)…7つのダイアトニックコード
      ↓
C Dm Em F G Am…6つ

C…ド・ミ・ソ
Dm…レ・ファ・ラ
Em…ミ・ソ・シ
F…ド・ファ・ラ
G…シ・レ・ソ
Am…ド・ミ・ラ

その他にこれら8つのドミナント系コードも一緒に覚えて下さい。
G7 A7 B7 D7 E7 C7 F#m7b5 F/G

G7..シ(・レ)・ファ・ソ
A7…ド#(・ミ)・ソ・ラ
B7…レ#(・ファ#)・ラ・シ
D7…ド・レ・ファ#(・ラ)
E7…レ・ミ・ソ#(・シ)
C7…ド・ミ(・ソ)・シb
F#m7b5…ミ・ファ#・ラ・ド
F/G…ソ・ファ・ラ・ド…ほとんどG7sus4

()内の音は省略可です。

G7は基本Cに戻る為のコードで、Gの構成音にはないファの音が加わる事によって、ファ・シの2音で響きのにごり感を出しています。ですので単なるGとは区別して覚えます。押さえる音も(レ)を省略してもOK。

続いて
A7はDmに行く為のコード A7→Dm
B7はEmに行く為のコード B7→Em
D7はGもしくはG7に行く為のコード D7→G / D7→G7
E7はAmに行く為のコード E7→Am
C7はFに行く為のコード C7→Fm
ここまではダイアとニックに行く為のセカンダリードミナントコードですね。

F#m7(b5)は、Am→Em→F#m7(b5)と来て、次にF(かG)に行く為のコード
F/GはG7もしくはCに行く為のコード。ほとんどG7sus4と同じ。このコードは濁り感が無いのにそのままCへ行けます。

後ろ二つはイレギュラーですが頻出のため敢えて入れます。

まとめるとCメジャーの長調でよく使う最初に覚えておくべきコードは14個G7 A7 B7 C7 D7   E7 F#m7b5 F/G↓  ↓   ↓    ↓     ↓     ↓C  Dm Em F   G  Am 


次回はCマイナー調のコードです。

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